【悲報】レトロポーク、終売のお知らせ

悲しい・・・

国分寺南口の肉食系ダイニング、atResta/dineR(アトレスタダイナー)より悲しいお知らせです。

ダイナー開業前のアトレスタのフードメニュー時代から好評を頂いていました南津軽レトロポークが、6月中に販売終了すると生産者より連絡が入りました。

養豚している豚が、6月中に「0頭」になるとの事…。



理由がまたちょっと面白いといいますか…

決してコロナが影響している訳ではないそうです。



レトロポークは食品残渣(残飯ではありません。いわゆるフードロス)を飼料に加工するというエコな取り組み、今でいえばSDGs的な取りくみで飼育されていました。


当時は、必要な餌量に対して「120%」ほどの食品残渣を回収して加工していたそうです。




ところが・・・!




近年、日本でもSDGsが浸透してきて、「フードロス問題」に着手する企業や業者・個人が増えた結果…
食品残渣はなんと「120%」→「20%」まで激減しているのだそうです。


ここ近年で、この不足分を一般的な飼料を使うなど色々な工夫で補ってきたそうです。


レトロポークの旨味やヘルシーな脂身は、この食品残渣からの食品加工がカギなんだそうです。
食品残渣以外を使うと、簡単に言えば生産者の納得できる味にはどうしてもならないらしい・・・。
従来の旨味や甘みが出せないのだとか・・・。


従来よりもコストも高くなるなど、色々な理由も重なって
レトロポークの生産を終了するという判断に至ったそうです。



このフードロスが激減しているという事は、地球にはとても優しい事ですし喜ばしい事。
ある意味、レトロポークという取り組みの本懐が遂げられたのかもしれません。


ただ、ヒデオ個人としては15年以上前から思い入れのあるレトロポークでしたからショックは隠し切れませんが(T_T)




6月中にもう1発分の発注には対応頂けそうではありますが、それをもってもレトロポークが味わえるのもあと何食かなぁといった所。


好評いただいていました「レトロポークの豚丼」「アスパラ肉巻き」を味わえるのも今月限りになりそうです。



ぜひ、在庫ありますウチにお早めに食べ納めにいらしてください。



ありがとう、レトロポーク。
ありがとう、たかしくん(←生産者)。

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